小売業界で米グーグルのクラウドサービス「Google Cloud Platform（GCP）」が人気を集めている。
国内の「小売りとCPG（消費財）企業」の上位10社のうちGCPを採用している企業は7社に上る。
GCPは圧倒的に使い勝手が良く、データ処理の速さも大きなポイントとなっている。
データ分析によって新たなサービスを創出しようという取り組みは小売業界だけでなく、あらゆる業界に必要とされている。
データ活用という強みを武器に、今後クラウド市場においてGCPの存在感が増していく可能性は高そう。

2020年の今を映す、日経クロステック会員へのアンケート調査から、2020年の今を映す「いる資格」「いらない資格」を探った。
下記に回答された資格同行を記載する。（345人の回答）

■現在、保有している資格
1位:「基本情報技術者」 197人保有 57.1％
2位:「応用情報技術者」 145人保有 42.0％
3位:「セキスペ」 78人保有 22.6％
※ 前年度と顔ぶれは同様。但し保有率は低下。

■保有率の減少幅が最も大きい資格
1位: 「プロジェクトマネージャ」 12.7ポイント減。
2位: 「PMP（Project Management Professional）」 8.7ポイント減。

■保有率が最も上がった資格
「G検定（JDLA Deep Learning for GENERAL）」 5.3ポイント増。
※データ分析やAI（人工知能）活用に関する資格

■効果を得られた資格 上位（実務、昇進、転職、昇給など）
1位:「PMP（Project Management Professional）」
2位:「シスコ ルーティング&スイッチング分野（CCNA/CCNP/CCIE）」

■効果が得られたと回答された人気上昇中の資格
・技術士（情報工学部門）」（10位→3位）
・ITストラテジスト」（13位→5位）
・「システムアーキテクト」（12位→5位）
・「ITサービスマネージャ」（14位→7位）

■効果が得られないと人気ダウンの資格
「オラクル データベース分野（ORACLE MASTER、認定MySQLなど）」（6位→17位）
「データベーススペシャリスト」（→9位）

資格を取得する際の参考になれば幸いです。